ゼロトラストアーキテクチャを実現する対策とは?テレワーク時代の対策とスマホの危険性

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テレワークで注目されるゼロトラストとは?ゼロトラストアーキテクチャを実現する対策が必要

テレワークの普及により、「ゼロトラストアーキテクチャ」と呼ばれる新しいセキュリティの考え方が注目されています*1。

従来のセキュリティでは「社外は危険、社内は安全」という「場所を守る境界型セキュリティ」が主流で、境界をファイアウォールで保護する防御が有効でした。しかし、テレワークやクラウドサービスの普及により境界での防御では限界が来るため、全てのリソースへのアクセスに対して「アクセスしてきたユーザは本人か?正しい権限を持っているか?」といったことを毎回検閲することで不正アクセスを防ぐことが必要になります。

当社ではゼロトラストアーキテクチャの実現を支えるためのソリューションとして下記を取り扱っています。

目次

スマホからモニタリングされる!?ストーカーウェアから身を守るための自衛策とは

『スマホを監視するアプリ「ストーカーウェア」をご存知でしょうか。もし、悪意を持った何者かによって自身のスマホにストーカーウェアを勝手にインストールされてしまった場合、さまざまな情報を抜き取られ、常に行動を監視されてしまいます』*2。

こういった悪意に満ちたモニタリングツールは子どもの見守りや従業員の監視などの名目で一般の商用ソフトとして販売されていることが多いようです。現代人にとって必需品であるスマホはマイクやカメラ、位置情報など、ストーキングに適した多くのセンサーを持っており、ハッキングされてしまうと生活の全てを盗み見ることができてしまう危険が多いものでもあります。

被害に遭わないためにも、

  • 業務スマホにはMDM(モバイルデバイス管理ツール)を導入する
  • 怪しいアプリは絶対にインストールしない
  • 権限を必要以上にアプリへ付与しない
  • 不審なアプリケーションがインストールされていないか定期的に確認する
  • スマホの画面ロックは必ず掛ける

といった対策を徹底して下さい。

脚注(参考文献一覧)

※1 Yahoo Japan ニュース|テレワークで注目されるゼロトラストとは?従来型VPNではテレワーク経由のマルウェア感染拡大を防げない(参照日:2020/3/15)

※2 トレンドマイクロ is702|ストーカーウェアから身を守るための自衛策とは(参照日:2020/3/15)