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FARIS 共同スコアリングサービス Powered by PKSHA Security

カード不正データシェアリング

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FARIS

FARIS 共同スコアリングサービス Powered by PKSHA Securityは、
カード不正手口データを導入企業様間で共有することにより、AIスコアリングを高度化し不正被害を防ぐサービスです。

導入企業様各社における不正手口データを共有することで、自社で検知していない不正手口への対策を可能にします。

お問合せはこちら

拡大する不正被害

キャッシュレス決済の拡大に伴い、クレジットカードにまつわる不正や犯罪が勢いを増しています。日本クレジット協会によれば、クレジットカードの不正被害額は年々増加しており、2022年における不正被害額は、過去最高の436.7億円となりました。

従来、「不正である確率の高さ」を算出するスコアリング(※)をはじめとするカード不正利用対策はカード会社ごとに行われてきました。そのため、個社で検知した不正手口しか不正対策に使用することができません。巧妙化する不正手口に対し、そうした個社の対策では限界があります。カードの不正利用という犯罪には、カード業界が一体となって対策をすることが不可欠であり、経済産業省も「クレジットカードシステムのセキュリティ対策の更なる効果に向けた方向性(クレジット・セキュリティ対策ビジョン2025)」において、個社の不正検知システムを共同化し、より高度な不正検知の実現を目指すことが期待されるとしています。

※スコアリング:カード取引をAIで自動学習し、各取引に不審度合いの点数を付けることで、不正取引を見つける仕組み。

カード不正

サービスの主な特長

01|不正手口共有による被害の防止

事前検証において、不正被害額約30%削減を達成

これまで個社ごとに対応していた新しい不正手口のデータが導入企業様間で共有されることで、より多くのカード不正利用を防ぐことができます。
なお、スコアリングのエンジンは、PKSHA Securityを活用しています。
これらの仕組みによって、複数のカード会社様で実施した検証では、既存の運用方式と比べ不正被害額が約30%削減される結果となりました。

導入社数が増えることで不正検知の精度が向上

共同スコアリングの仕組みによって、他社で起こった不正も自社のための学習データとして活用できます。導入社数が増えることで学習データも増え、不正利用の検知精度が向上していきます。

ソリューションによる効果

業務負担

02|AI分析担当者の業務負担軽減

AIスコアリング調整はIWIが実施

AIモデルを利用するスコアリングでは、精度や品質を保つためAIの分析が必要です。本サービスにおいて、スコアリングの分析業務はIWIが行いますので、これまで分析にかかっていたご担当者の負荷を軽減することが可能です。

PKSHA Technology とのパートナーシップ

本サービスは、豊富な不正検知システム導入実績を持つIWIと、クレジットカード発行業者(イシュア)様向け不正検知スコアリングにおける国内トップシェアの実績を持つ株式会社PKSHA Technology(以下、PKSHA)と協業し実現しました。
IWIが開発するスコアモデルの共同化を可能にするクラウド型不正検知システム「IFINDS」とPKSHAが提供するAIアルゴリズムによる不正抑止ソリューション「PKSHA Security」の活用により、国内におけるさらなる不正対策強化に努めていきます。

よくあるご質問・ご相談(FAQ)

Q1.

2022年10月28日にJCBと発表したセキュリティコンソーシアムとの関連性はありますか?

A1.

本サービスのインプットデータとしてJCBの不正情報も利用予定です。(2024年以降に取込み予定)

Q2.

現在、ACEPlus / IFINDS を利用しています。
本サービスを利用するためには、これらの製品からリプレイスになるのでしょうか?

A2.

リプレイスではなく、現在ご利用の弊社不正検知システムに機能追加される形になります。また、共通インターフェースに変換いただければ、ACEPlus / IFINDS 以外のシステムにもご提供可能です。