IWIは、大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発を手がけてきました。
特に、クレジットカード決済においては、24時間365日無停止で稼働する自社開発ソリューションを提供し、
現在も業界トップシェアとして、安全安心なキャッシュレス社会を支えています。
IWIは、技術を通じた様々な社会課題の解決を目指しています。
創業から40年が経った現在もIWIの技術や想いは脈々と引き継がれています。
現在に至るまでの40年を振り返ってみました。
1984
1984
創業

時代を変革する衝撃波を引き起こす
日本の通信サービス、ソフトウェア産業の黎明期に創業しました。「時代を変革する衝撃波を引き起こす」が社名の由来です。創業時の志は「世の中を変える、未来を創り出す」。

1989
決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」開発、決済業界における強固なポジションを築いていく

24時間365日無停止による
オンラインカード決済の実現を目指す
当時米国では実現済みであった、24時間365日無停止によるカード決済の日本での実現を目指しました。まず手掛けたのが、無停止サーバー上で稼働する海外製ソフトウェアの販売。しかし、海外製ソフトウェアの性能・機能のみでは顧客のニーズを満たすことができませんでした。
「日本標準となるものを自分たちで作るしかない」
そうした想いから当時のエンジニアたちが開発したのが、決済ネットワークの接続・認証システム「NET+1」です。
「NET+1」が登場するまで、カード認証を行うオーソリ取引は、カード会社の基幹システムにて行われていました。そのため、基幹システムが売上処理や請求処理などのバッチ業務を行う時間帯はカード決済ができない状況でした。
「NET+1」は、このオーソリ取引をFEP(Front End Processor)に代行させるという仕組みを実現しました。高い技術力と品質、豊富な業界知識でお客様との信頼関係を築き、現在に至るまでトップシェアを維持しています。日本で24時間365日クレジットカードが使えるキャッシュレス社会を、今も支え続けています。

時代を変革する衝撃波を引き起こす
日本の通信サービス、ソフトウェア産業の黎明期に創業しました。「時代を変革する衝撃波を引き起こす」が社名の由来です。創業時の志は「世の中を変える、未来を創り出す」こと。

1989決済
決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」開発、決済業界における強固なポジションを築いていく

1990
1991証券
証券のディーリング、トレーディングルームのシステムなどを手がけ、海外で標準となっていたソリューションをいち早く日本で展開
1996証券
メッセージングミドルウェア「RIX AGENT」開発

高速・大容量のデータ処理を実現
証券の取引では、秒間数千件~数万件という大量データに加えてローレイテンシー(低遅延)での処理が求められます。IWIは、そうした領域でもシステム開発に取り組む中で、海外で標準となっていたソリューションをいち早く日本に取り入れてきました。また、海外の先端技術から着想を得て、大量かつ高速での情報伝送を確実に行うメッセージングミドルウェア「RIX AGENT」を開発しました。
決済領域で培った技術力に加え、IWIの強みである高速・大容量のデータ処理技術が形成されていきました。
1999決済
カード不正利用検知システム「ACEPlus」開発

分析技術を活用
キャッシュレス決済が広がっていくにつれて、カード不正利用被害も増加しています。そうした社会背景や、顧客からの要望を受け、カード不正利用検知システム「ACEPlus」を開発しました。
「ACEPlus」は、これまでに蓄積したリアルタイム処理技術を活かし、カード不正利用の分析・判定を実現。瞬く間に業界シェアを獲得していきました。
また、2003年の個人情報保護法の制定を背景に、カード会社をはじめとする既存顧客からの情報保護のニーズが高まりました。それを受け、IWIはカード不正利用検知の技術を応用し内部情報漏えい対策製品「CWAT」を開発し、情報セキュリティの分野にも進出しました。
1991証券
証券のディーリング、トレーディングルームのシステムなどを手がけ、海外で標準となっていたソリューションをいち早く日本で展開
1996証券
メッセージングミドルウェア「RIX AGENT」開発

1999決済
カード不正利用検知システム「ACEPlus」開発

2000
2001
函館工業団地 用地取得、2002年 函館開発センター「ウェイブ 函館」設立

2001
日本証券業協会に店頭上場

2003セキュリティ
内部情報漏えい対策ソリューション「CWAT」開発、情報セキュリティ分野へ参入

2008証券
マーケットデータ配信プラットフォーム開発

2010
2010
大日本印刷株式会社による当社株式に対する公開買付けの実施により大日本印刷株式会社の子会社となる
2013
株式会社ODNソリューションの株式を追加取得、持分法適用関連会社化を実施
2013証券
リアルタイムデータ分析ミドルウェア開発

2014
創業30周年、記念式典開催

業界動向を掴み、
技術の提供形態を柔軟に拡充
決済業界におけるシステムのオープン化が進み始め、顧客ニーズに対応するため、IWIが開発する決済インフラをクラウドサービスとして提供を開始しました。
2016年には、アクワイアリング基幹システム「IOASIS」、2017年にはカード不正利用検知システム「ACEPlus」の機能を受け継いだ「IFINDS」、2018年には決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」の機能を受け継いだサービスを開始しました。
2015セキュリティ
サイバー攻撃対策ソリューションの本格販売を開始
2016業種共通
高精度文書検索システムを開発、AIを用いたシステム開発に取り組む
2016決済
アクワイアリング基幹システム「IOASIS」開発

2017決済
カード利用不正検知サービス「IFINDS」開発

2018
東京証券取引所市場第二部へ市場変更
2018決済
決済ネットワーク接続/スイッチングサービス開発

2019
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2013証券
リアルタイムデータ分析ミドルウェア開発

2015セキュリティ
サイバー攻撃対策ソリューションの本格販売を開始
2016業種共通
高精度文書検索システムを開発、AIを用いたシステム開発に取り組む
2016決済
アクワイアリング基幹システム「IOASIS」開発

2017決済
カード利用不正検知サービス「IFINDS」開発

2018決済
決済ネットワーク接続/スイッチングサービス開発

2019放送
IP放送パケット監視ソリューション開発、放送業界へ参入。
また、以降も放送業界向けラインナップを拡充

2020
2020業種共通
メディアデータ複合分析ソリューション開発

コア技術を活かし、新たな領域へ
世の中のデジタル化が進み、様々な情報がデータ化されています。そのため、膨大なデータを高速で処理する技術の重要性は高まっています。
IWIはコア技術である、高速・大容量のデータ通信・分析技術を活かし、あらゆる社会課題解決に向けたソリューション開発を行っています。
放送業界向けに、IP映像伝送における大量の通信フローを監視するIP放送パケット監視ソリューションや、様々な業種・業界における多様なデータをリアルタイムに分析するメディアデータ複合分析ソリューションなどを開発しています。また、AIなどの先端技術についても、積極的にソリューションへ取り入れています。
2022決済
「FARIS 共同スコアリングサービス Powered by PKSHA Security」を開発、業界横断型のカード不正対策を推進

2022
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場に移行
2023業種共通
画像処理を活用した地域活性・省人化支援ソリューション開発
2023業種共通
AIによる日本語校正を行う「IWI日本語校正ツール」開発

2024
創業40周年

2020業種共通
メディアデータ複合分析ソリューション開発

2022決済
「FARIS 共同スコアリングサービス Powered by PKSHA Security」を開発、 業界横断型のカード不正対策を推進

2023業種共通
画像処理を活用した地域活性・省人化支援ソリューション開発
2023業種共通
AIによる日本語校正を行う「IWI日本語校正ツール」開発
