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放送業界向けIPフロー監視ソリューションにパケットキャプチャ機能を追加、詳細なIPパケット解析が可能に

  

~機能追加に伴い、製品名を「EoM Core」に変更~


 株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐藤 邦光、以下:IWI)は、放送業界向けIPフロー監視ソリューション「EoM」のオプション機能として、パケットキャプチャ機能を追加しました。また、今回の機能追加に伴い、製品名を「EoM Core」に変更します。


■機能追加および製品名変更について

 IP化の推進に伴い、放送システムの利便性や拡張性が向上した一方で、問題発生時の原因特定が困難になっています。特に放送局内や中継業務で、IP化に伴う問題(VLAN、PTP同期など)が発生した場合、問題事象の切り分けだけでも多くの時間と人的リソースを必要とします。

 これらの課題を解決するため、IWIは2019年からIPフロー監視ソリューション「EoM」を提供しています。今回、より詳細なデータ解析のニーズに対応するべく、「EoM」に次のオプション機能を追加しました。

(1) 設定されたアラートをトリガーに、アラート発生時の周辺200msのパケットをキャプチャする機能

(2) 任意のタイミングでパケットを取得する機能


 これまで「EoM」をベースに、パケット障害発生装置「EoM TFG」や、放送システム全体の統合監視・運用自動化ソリューション「EoM SmartOrchestrator」等のIP伝送の品質維持に必要なソリューションラインナップを追加してきました。今回の機能追加に伴い、「EoM」の製品名称を「EoM Core」に変更します。


■EoM Coreについて

 「EoM Core」は、テレビ放送などの映像伝送において、通信の流れをリアルタイムでモニタリングするツールです。映像を送るデータフローが遅延なく適切に流れているかを監視し、異常発生時にはリアルタイムで検知、把握することができます。映像や音声といった、実際に配信するデータのIPストリーム監視はもちろん、PTP(高精度時刻同期規格)やIGMP(マルチキャスト通信規格)といった制御関連のIPストリームまで監視可能です。IWIが金融・証券業界向けシステム開発で培ってきた技術やノウハウを活かし、FPGA(製造後に構成を設定できる集積回路)によるIPストリームの高速処理、およびリアルタイムでの異常検知を実現します。すでに国内6社の放送関連企業と海外の公共放送局にて導入されています。
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【IWIについて】 

 IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティを支えるITサービス会社です。

 決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発、構築、保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得しています。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を拡大させています。


【本件に関するお問合せ先】

株式会社インテリジェント ウェイブ

営業本部 営業第四部

E-mail:info_sales@iwi.co.jp