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イスラエル製のファイル無害化ソリューション「ReSec」においてマクロ判定機能の国内リリースに向け、検証を開始

  

~セキュリティレベルを担保したまま更なる業務効率化が可能に~

決済、金融分野をはじめ、情報セキュリティ対策事業を行う株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐藤邦光、以下:IWI)は、ランサムウェアなどのマルウェアを除去する、ファイル無害化ソリューション「ReSec」において、マクロ判定機能のアップデートに備えた検証を2021年10月に開始したことをお知らせします。マクロ判定機能により、安全なマクロの場合は、マクロ機能を削除することなく活用することができます。本機能を実装したReSecを導入することで、業務効率を落とさずセキュリティレベルを向上させることが可能になります。
2021年12月に当機能の検証を完了し、提供開始を予定しています。


【ReSecについて】


ReSecは、メールやWeb、USBメディアなどの外部から持ち込まれるファイルを無害化し、ランサムウェアなどのマルウェアを除去するソリューション(開発元:ReSec Technologies 社、イスラエル、以下ReSec社)です。ゼロトラストのコンセプトに則り、外部から送られてきたオリジナルファイルをそのまま組織の内部に取り込むのではなく、レプリカファイルを作成しファイルに含まれる危険な部分を除去した(CDR技術)うえで、組織内のユーザに提供します。PPAP回避の際のセキュリティ対策としても有効です。海外をはじめ、国内でも大手金融系企業からも実績があり、特にレプリカファイル生成の再現性の高さを評価いただいています。
ReSec製品ページ

CDR概要
ReSecの無害化技術であるCDR(Contents Disarm & Reconstruction)の概要図


【マクロ判定機能実装により期待される効果】

今回の検証によりReSecのマクロ判定機能のアップデートが実現すると、マクロファイルが安全かどうかの判定が可能になり、安全なマクロファイルと判定できた場合はマクロ機能が維持されます。セキュリティレベルを担保しながら、業務効率化を図ることができるようになります。


【マクロ判定機能の検証開始の背景】

近年、マクロ機能付きのファイルから、感染させるマルウェアが流行しています。このようなマルウェアに対し、従来のファイル無害化ソリューションは安全性のみに重点を置き、善悪問わずマクロを全てブロックするか、全マクロを許可するかの選択しかできませんでした。
ReSecをご利用中のお客様より、全マクロをブロックするとマクロ機能が使えなくなるため、業務効率の観点で課題がある、という要望をいただきました。そこで当社は開発元であるReSec社へ、マクロファイルの善悪を判定する機能をアップデートするよう要求したところ、マクロ判定機能が実装、国内リリースに向けた検証を開始するに至りました。
機能実装後は、地方自治体や保険・金融機関等の個人情報を大量に扱っている企業、外部から大量にファイルを受け取るような業務を担う方へ提供する予定です。


【IWIについて】

IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社です。
国内における高いシェアを誇る「NET+1」のカード決済システムを中心に、証券システム、セキュリティソリューションを展開しています。セキュリティ分野では内部情報漏洩対策ソフト「CWAT」の自社開発・販売のほか、イスラエル製のサイバー攻撃対策ソリューションを展開し事業領域を拡大させています。
「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」を経営理念に、高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤を提供して、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。IWIは2019年3月から、東京証券取引所市場第一部に上場しています。
https://www.iwi.co.jp
※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること (当社の造語)

※記載の商品名、会社名は各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社インテリジェント ウェイブ
ReSecお問合せページ