SYSTEM ENGINEERシステムエンジニア

2019年新卒入社

※2022年取材時情報

入社のきっかけ

学生時代は哲学について学ぶ。就職活動では、安定した生活を送ることができる企業で、自身で技術を身に付け、それを活かした仕事をしていきたいと考え、新たな技術が次々に生まれるIT業界を志望。合同企業説明会でIWIと出会い、世の中に浸透している自社製品を開発し、大きな実績があることから、堅実な印象を受け自身の希望が叶えられると感じた。また教育制度が充実しており、文系出身でプログラミング経験やITの知識がなくても、努力次第でエンジニアとして成長できるかもしれないと思い、IWIに入社を決めた。

キャリアサマリー

入社~1年目まで

配属されてから半年程のち、月数回、顧客企業へ往訪するようになり、夜勤も経験した。

流通系クレジットカード会社向け、カードの使用認証システムの担当として、既存システム改修案件のテストを主に実施した。

入社2年目

クレジットカードの使用認証システムの担当に加え、不正検知システムも兼任するようになる。

その後、不正検知システムの専任となり、担当していた顧客の更改案件において、内部結合試験からリリースまで参画した。

入社3年目

知見を広げるため、7ヶ月ほど他部署の不正検知システム案件に参画。

同時期に所属部署にて、担当顧客の保守を任せられる。緊急対応のため、夜間や休日に駆け付けることも数回あった。

他部署の案件が終了すると、新規Web画面の追加案件に参画。Java、JavaScriptでのコーディングを経験した。

入社4年目~現在

不正検知システムの改修案件に参画し、並行して担当顧客の新規システムの構築を行っている。

仕事・キャリアについて

働きがいや、嬉しかったことがあれば教えてください

自分で作ったWeb画面やバッチシステム(※)が世の中に出て、お客様に使ってもらえたときは嬉しかったです。
また、保守担当としてもやりがいを感じています。
日々「システムエラーが発生するかもしれない」と緊張しながら過ごすことについて、ネガティブな感情を抱く方が多いかもしれませんが、私は醍醐味を感じながら業務に当たっています。
夜間保守の責務を果たせたときは、「利用者や顧客への影響を最小限に抑えることができた」という達成感や、人の役に立つことができた喜びを感じています。
※バッチシステム…人が一つひとつ行わなくてもよい定型作業をプログラムで定義して自動化するためのシステム

大変なこと、苦労したことがあれば教えてください

試験観点の網羅が甘く、システムエラーを引き起こしてしまったことがあります。
エラーが発生すると、お客様企業のユーザーや関係企業様に迷惑を掛けることになるので、当然ですがお客様からは厳しいお叱りを受けました。
この経験があって、自分の仕事は社会的影響力が強い製品に携わっていることを再認識しましたね。
同じような失敗をしないように、試験観点を網羅できているか、細心の注意を払ってよく考え、他のメンバーにもチェックしてもらっています。

入社してから最も成長したと感じることを教えてください

どんな状況でも動揺せず、臨機応変な対応ができるようになったことだと思います。
保守担当をはじめた頃は、システムエラーが発生してお客様からお𠮟りを受けると動揺してしまい、作業でミスをしてしまうことが多かったです。
今は同じような場面でも落ち着いて状況を把握し、何をすべきか優先順位を考えながら行動できるようになりました。ミスも減りましたね。

今後のキャリアや目標があれば教えてください

保守担当として、今はまだ先輩に頼らざるを得ないですが、いずれは自分で責任を持って、お客様対応や調査、報告をできるようになりたいです。そのために、普段の業務には直接関係なさそうな知識も積極的に学ぶようにしています。
今後のキャリアとしては、さらに技術を学び、現在担当しているシステムだけではなく、幅広く様々なことに対応できるエンジニアになりたいと考えています。

働き方・環境について

職場の雰囲気について教えてください

チームメンバーの仲はとても良いです。コミュニケーションが活発で、テレワーク時にもチャットや電話で話しています。
保守は大変な仕事と言われますが、緊急対応時や夜勤の際はメンバーと長い時間を一緒に過ごすので、自然と仲が良くなりますね。
またシステムエラーが発生したときには一刻も早く問題を解決するため、チーム一丸となって対応します。同じ苦労を皆で経験しているので、結束力は強いと思っています。
上司やチームメンバも私のことをよく理解してくれていて、温かく見守ってくれるので、安心して仕事をすることができています。

具体的な働き方について教えてください

大体週2回程度テレワークをしています。
システムのリリース時などは夜勤や休日出勤も発生します。頻度は2ヶ月に1回程度で、休日出勤したときは代休を取っています。
また保守担当になると、休日に緊急対応を行うこともあります。
頻度は、2~3ヶ月全くないこともあれば、週2回程必要になることもありました。保守手当が出るので、私は特に不満はないです。

活用している福利厚生や制度について教えてください

朝早く出社した日は朝食無料サービスを利用しています。
一番良いと思う制度は公的資格取得奨励制度です。資格を取得すると報奨金がもらえるので、私は1年に1資格を目安に、積極的に挑戦しています。
これにはIWIカレッジでの学びが役立ちましたね。メンターと月1回面談をして、学習計画のサポートをしてくれました。このサポートがあったおかげで、今も自分で計画を立てて学習を進めることができています。

福利厚生を知る

とある1日のスケジュール

パターン①:設計工程、開発準備

9:30

出社

9:30 - 10:00

メール確認、タスク確認

9:30~10:00

チームの朝会(スケジュールや業務の進捗・タスクの状況について確認)

10:00~11:00

設計書のチームメンバへの説明および内容確認

11:00~12:00

設計書の修正

12:00~13:00

お昼休憩

13:00~15:00

別の設計書の執筆

15:00~16:00

顧客とのオンライン会議(週次定例として進捗・課題確認、設計書の説明および内容確認)

16:00~16:10

休憩、社内の雑務

16:10~19:00

社内環境構築(データベース構築等)

19:00

退社

パターン②:内部結合試験

10:00

顧客先に直行

10:00~12:00

本番作業

12:00~13:00

お昼休憩・本社へ移動

13:00~14:00

部署内の案件進捗会議(複数案件が並走するため、それぞれの進捗やリリース日程、課題事項の確認)

14:00~18:00

試験実施

18:00~19:00

バグ原因調査・修正

19:00

退社

パターン③:夜勤(リリース)

0:00

顧客先に直行

0:10~2:00

リリース準備(事前作業)

2:00~5:00

リリース作業

5:00~9:00

リリース後稼働確認(取引に影響が発生していないか)

9:00

日中待機担当に引き継ぎ後、直帰

IWIへの
就職を検討している方へ
メッセージ

今回メインでお話した保守の仕事は、人によっては抵抗があるかもしれませんが、人の役に立つことに喜びを感じる方にはやりがいを感じていただけると思います。

また、私は堅実な社風に惹かれてIWIへの入社を決めましたが、実際に一緒に働くメンバーも実直で堅実な方が多く、会社としても着実に成長していると感じています。

私の価値観ですが、飾らずに自然体で仕事がしたい方にIWIは合っていると思います。読んでいただき、ありがとうございました。