SYSTEM ENGINEERシステムエンジニア

2019年新卒入社

※2024年取材時情報

入社のきっかけ

学生時代は哲学について学ぶ。就職活動では、安定した生活を送ることができる企業で、自身で技術を身に付け、それを活かした仕事をしていきたいと考え、新たな技術が次々に生まれるIT業界を志望。合同企業説明会でIWIと出会い、世の中に浸透している自社製品を開発し、大きな実績があることから、堅実な印象を受け自身の希望が叶えられると感じた。また教育制度が充実しており、文系出身でプログラミング経験やITの知識がなくても、努力次第でエンジニアとして成長できるかもしれないと思い、IWIに入社を決めた。

キャリアサマリー

入社~1年目まで

配属されてから半年程のち、月数回、顧客企業へ往訪するようになり、夜勤も経験した。

流通系クレジットカード会社向け、カードの使用認証システムの担当として、既存システム改修案件のテストを主に実施した。

入社2年目

クレジットカードの使用認証システムの担当に加え、不正検知システムも兼任するようになる。

その後、不正検知システムの専任となり、担当していた顧客の更改案件において、内部結合試験からリリースまで参画した。

入社3年目~4年目

知見を広げるため、他部署の不正検知システム案件に兼任で参画。

本務では担当顧客の保守業務を担当。緊急対応のため夜間や休日に駆け付けることも。

兼任の異動で新規Web画面の追加案件に移り、Java、JavaScriptでのコーディングを経験した。

入社5年目~現在

カード利用通知システムの新規構築および顧客導入を担当。AWSインフラ構築、コンテナを使用したJavaアプリケーション構築や、要件定義支援(調査)からリリース後の保守も行う。

現在は同システムの改修案件に参画し、IWIカレッジおよびプロジェクト内で後輩教育も実施中。

仕事・キャリアについて

働きがいや、嬉しかったことがあれば教えてください

自分で構築したシステムを通ってカード取引が成立したり、身近な人にも利用通知のメールやPush通知が届いているのを見たときは嬉しかったです。四季報で自分の担当業務が触れられているときもやりがいを感じました。僅か数行の記載でしたが、それでも投資家の選択に寄与できていると思うとうれしいですね。
また、保守担当として行っている日々の業務にもやりがいを感じています。「いつシステムエラーが発生するかわからない」という緊張に対してネガティブな感情を抱く方が多いかもしれませんが、顧客との信頼関係を築くために不可欠な業務です。そんな重要業務を担っている醍醐味を感じながら、今日も業務に当たっています。

大変なこと、苦労したことがあれば教えてください

最も大変だったのは、カード利用通知システムの案件でのクラウドを使用したインフラ構築です。私含めプロジェクトメンバーもクラウドに関する知見がほとんどない中で、自ら学習・調査し構成を提案したり、基盤ベンダーと折衝しなければならず、プレッシャーも大きく苦労しました。
それでも不確実なことは徹底的に調べ、仮説を立ててお客様に説明し、メンバーとも協力して検証を行ったことで、無事リリースすることができ、安定稼働を見届けられたときは本当に嬉しかったです。

入社してから最も成長したと感じることを教えてください

どんな状況でも動揺せず、臨機応変に対応できるようになったことだと思います。
不正検知システムの保守担当をはじめた頃は、システムエラーが発生しお客様からお𠮟りを受けると、動揺してしまい作業でミスすることもありました。
そこからどうしたら落ち着いて状況を把握できるか考え、次第に何をすべきか優先順位を考えながら行動できるようになり、今では未知の事象に遭遇したときも、冷静に調査し、他メンバーへの指示出しもできるようになりました。

今後のキャリアや目標があれば教えてください

技術力のあるシステムエンジニアになりたいです。
顧客からの信頼向上と開発コスト削減を叶えるため、ツール導入や適切なライブラリ検討を行い、品質向上・開発効率化を心掛けています。
またIWIカレッジのメンターとして後輩への技術指導ができるよう、最新の技術動向を注視しながら、私自身も成長していきたいです。

働き方・環境について

職場の雰囲気について教えてください

コミュニケーションが活発で、テレワーク時にもチャットや電話で話したりと、チームメンバーの仲は良いと思います。緊急対応時や夜勤の際は長い時間をメンバーと一緒に過ごすので、自然とチームの結束力や関係性が深まっているように感じます。
どうしてもスケジュールが厳しいときや不具合が見つかったときは緊迫した雰囲気になりますが、それだけ社会全体にシステムが与える影響が大きい証拠でもあるので、そこも金融システム開発現場の醍醐味だと思っています。

具体的な働き方について教えてください

大体週2回程度テレワークをしています。
システムのリリース時などは夜勤や休日出勤も発生します。頻度は2ヶ月に1回程度で、休日出勤したときは代休を取っています。
また保守担当になると、休日に緊急対応を行うこともあります。
頻度は、2~3ヶ月全くないこともあれば、週2回程必要になることもありました。保守手当が出るので、私は特に不満はないです。

活用している福利厚生や制度について教えてください

一番良いと思う制度は「公的資格取得奨励制度」です。資格を取得すると報奨金がもらえる制度で、年に1資格を目安に、積極的に挑戦しています。
その資格取得の際に役立ったのがIWIカレッジでの学びです。他部署の先輩がメンターとして付き、月1回の面談を通じて学習計画のサポートをしてくれますが、このサポートがあったおかげで、今も自分で計画を立てて学習を進めることができていると思います。
現在は私もメンターとして後輩のサポートをしていますが、後輩が目標達成できた時は私も喜びを感じます。

福利厚生を知る

とある1日のスケジュール

パターン①:設計工程、開発準備

9:30

出社

9:30 - 10:00

メール確認、タスク確認

9:30~10:00

チームの朝会(スケジュールや業務の進捗・タスクの状況について確認)

10:00~11:00

設計書のチームメンバへの説明および内容確認

11:00~12:00

設計書の修正

12:00~13:00

お昼休憩

13:00~15:00

別の設計書の執筆

15:00~16:00

顧客とのオンライン会議(週次定例として進捗・課題確認、設計書の説明および内容確認)

16:00~16:10

休憩、社内の雑務

16:10~19:00

社内環境構築(データベース構築等)

19:00

退社

パターン②:内部結合試験

10:00

顧客先に直行

10:00~12:00

本番作業

12:00~13:00

お昼休憩・本社へ移動

13:00~14:00

部署内の案件進捗会議(複数案件が並走するため、それぞれの進捗やリリース日程、課題事項の確認)

14:00~18:00

試験実施

18:00~19:00

バグ原因調査・修正

19:00

退社

パターン③:夜勤(リリース)

0:00

顧客先に直行

0:10~2:00

リリース準備(事前作業)

2:00~5:00

リリース作業

5:00~9:00

リリース後稼働確認(取引に影響が発生していないか)

9:00

日中待機担当に引き継ぎ後、直帰

IWIへの
就職を検討している方へ
メッセージ

人によっては保守の仕事に抵抗があるかもしれませんが、真面目で人の役に立つことに喜びを感じる方にはやりがいを感じていただけると思います。
また、ライフイベントの変化など、社員一人ひとりにあった働き方ができる環境も整っています。
みなさんとお会いできることを楽しみにしています。最後に、読んでいただきありがとうございました。