NeuShield Data Sentinelは、
ランサムウェアによる事業停止を回避できる
「データ復元ソリューション」です。
ランサムウェアの攻撃からデータ本体を守るため、いかなるユーザとシステムもファイル本体に直接書き込みさせないように制限します。そのため、保護対象となったデータ本体への侵害は成立せず、攻撃を受けてもデータ本体から即時に復元することが可能です。
ランサムウェアの被害に遭っても、Data Sentinelにより即座に復旧できるため、事業を停止させません
ランサムウェアからの攻撃を受けると、身代金を請求されるだけなく、組織のデータが暗号化されることで事業を停止せざるを得ない状況になる恐れがあり、身代金以上の被害が発生することがあります。事業が停止になった場合、顧客や関係企業との対応に追われるなど、復旧業務だけでない膨大な量の業務が発生してしまいます。
NeuShield Data Sentinel(ニューシールド データセンチネル)は、保護対象とするデータ本体をMirror Shielding技術により保護します。この技術によりランサムウェアはデータ本体ではなく、Data Sentinelが作り出した鏡像データのみを暗号化することになるので、データ本体(実像)への被害が及びません。
また、NeuShieldは鏡像データの変更内容を記録しています。そのため、ランサムウェアによって鏡像データが暗号化されたとしても、最新の状態に復元することが可能です。
迅速にデータを復元することで、ランサムウェアの被害に遭っても復旧業務を最小限に抑えられるため、最悪の事態である事業の停止を回避することができます。
NeuShield Data Sentinel
3つのポイント
01|ワンクリックでデータを復元
専門知識や技術は必要なく即座にデータを復元
ランサムウェアからの被害後、ワンクリックでデータの復元ができるのでITの高度な知識は不要です。復元はクラウド上の管理画面から行えるため、場所を選ばずに実行できます。
また、Data Sentinelはデータを復元するだけではなく、PCを感染前の良好な状態に戻します。感染によって変更された設定を復元し、悪意のあるアプリケーションを消去可能です。
02|復旧業務のためのバックアップ不要
バックアップの運用が不要なためIT担当者の負担を増やしません
通常、復旧業務を行う場合は普段からデータのバックアップを行う必要がありますが、Data Sentinelはバックアップと異なる技術でデータを復元します。
保護対象と設定したデータの変更内容を自動で記録し、また、当該の変更内容を別データとして保存します。復元を行う場合、攻撃により暗号化されたデータでないバージョンを選択することで、元通りにデータを復元できます。
03|PCのパフォーマンスが低下しない
PCの動作に影響を
与えません
導入後のエージェントはCPUとメモリの消費量が非常に小さく、PCの動作を低下させません。保護対象となるデータも今まで通り読み書きが可能です。
アメリカのヘルスケア業界
中心に導入が進んでいます
アメリカの医療機関において、IT担当者の方が限られているなか、監査基準や法律に準拠しつつセキュリティ対策を行うためにNeuShieldが選ばれています。選ばれる理由は、導入後の運用負荷が低い、専門技術を持っていない担当の方でも操作が可能、攻撃を受けた際も業務が長時間滞ることがないといった理由です。
導入時と運用後のサポートは当社のセキュリティ担当が行います。ご相談を受け付けていますので、お気軽にお問合せください。
<ヘルスケア業界におけるセキュリティ課題>
- ・2020年に34%のヘルスケア組織がランサムウェアからの被害を受ける*1
- ・アンチウィルスソフトやファイアウォールなどが突破された場合への備えが必要
- ・アメリカではSOC2やHIPPAへの準拠が必要となる
※1 HHS|Ransomware Trends 2021(参照日:2022-06-22)
<導入したポイントと効果>
- ・導入がスムーズ
- ・社内ITチームは、医療業務への影響を与えることなく、迅速なデータ保護を実現
- ・誤ってデータを上書きしたときなどのオペレーションミスも、古いバージョンを選択して復元できる
- ・未知のマルウェア脅威に対抗するための逐次的なアップデート対応が不要
ライセンスモデル
| Node (エンドポイント) | Server | Datacenter |
対象OS | Windows 7, 8.1, 10, 11 | Windows Server 2008 R, 2012(R2 を含む), 2016, 2019, 2022 | Windows Server 2008 R, 2012(R2 を含む), 2016, 2019, 2022 |
保護可能 | 2TB | 2TB | 64TB |
SQL保護機能 | - | - | Microsoft SQLで構成される |
保護対象例 | 業務用端末 | ドメインサーバ | ファイル共有サーバ データベースサーバ |
動作環境
OS | ・Windows 7, 8.1, 10, 11 ・Windows Server 2008 R2, 2012 (including R2), 2016, 2019 |
プロセッサ | ・1GHz以上のプロセッサ |
メモリ | ・1GB以上(32-bit) |
ディスク容量 | ・50MB以上の空き容量;10GB以上を推奨 |
よくあるご質問・ご相談
Q1.
データを復元するためにどのようなITスキルが必要ですか?
A1.
特別なITスキルは必要ありません。管理画面からワンクリックでデータを復元することが可能です。
Q2.
導入後、PCの動作が遅くなったり他のアプリケーションの動作に悪影響を与えますか?
A2.
ご利用のPC端末のスペックにも依りますが、CPU消費量が0.1%未満でメモリ消費量が10MB以下のため、理論上動作の影響を及ぼしません。
Q3.
クラウドに保存されているデータは保護対象となりますか?
A3.
Microsoft OneDrive、Google Drive、DropBox、Box Syncなどのクラウドドライブ内のデータは保護対象となります。