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社長挨拶

代表取締役社長 佐藤 邦光
代表取締役社長
佐藤 邦光

ビジネスリライアビリティを実現する

当社は、日本のソフトウェア産業が黎明期だった時代の1984年に事業を開始しました。
時代を変革する衝撃波を引き起こすという想いが「インテリジェント ウェイブ」の由来です。当社の「24時間365日止まらないシステム」を追求する思想とそれを実現する技術力は、当社の強みとして、現在まで脈々と受け継がれています。

当社のビジョンは、「高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤の提供により人々の生活を支え、次世代のあたりまえを導く」こと。情勢が激しく変化する中で、今後も当社は人々に欠かせない社会インフラの提供者として、止まることのないIT基盤を追求していきます。

その道しるべとして、2021年に当社のミッションを「ビジネスリライアビリティの実現」に変更しました。当社のシステムは、決済ネットワーク接続や認証、不正検知といった人々がカード決済を行ううえで必要不可欠な仕組みです。
そのため、当社の事業は、単にお客様にシステムを納入するということのみならず、その後カード利用者が安全安心に電子決済を行えるようなキャッシュレス社会を推進することに重要な役割の一端を担っていると自負しています。

したがって、当社事業の信頼性を高めることは、極めて重要であり、当社だけでなく、決済サービスを提供するお客様の事業の信頼性を高めることにつながると考えています。これを「ビジネスリライアビリティ」(当社の造語)と定義し、実現に向けて挑戦を続けています。

また、このビジネスリライアビリティを実現する方法の一つとして、人財への投資に力を入れています。当社が提供する製品やサービスは、いずれも社会にとって欠かせない機能を担うIT基盤であるため、健康増進をはじめとする人的資本向上の取組みは、IT基盤の安定的稼働を保証するだけでなく、品質の向上にも大きな効果が期待できます。

こうした取組みをふまえ、この度当社のバリューを「社員一人ひとりの幸せと成長」に変更しました。
当社には国籍、年齢、性別にとらわれない多様な価値観を有する人財が数多くいます。
そうした社員が活躍するためには、一律的な取組みではなく、個に寄り添ったものでなければなりません。

私が社員に常日頃から問うていることは「周りの人が幸せなのか」ということ。
社員が幸せであれば、その分仕事にしっかりと向き合うことができ、お客様の満足度を高めることにつながります。そして、私たちの仕事が高く評価された結果が利益となり、その利益は、また当社の社員や株主の方々に還元できます。

社内と社外の関係者みなさまと対話と共創を行うことで、当社の組織力強化とともに、社会に対し新たな価値の創造を目指し、邁進していきます。

2022年10月
佐藤邦光